「お前、何で泣いてんの?・・・」 「え・・・?!」 振り返ると、 金髪で耳にいっぱいピアスつけて... 私服の男の人がいた。 「・・・だ、誰ですかっ」 ・・・、ヤンキーじゃない? 「・・・何で泣いてんの?って、聞いてんじゃん」 「・・・あ、あの・・・」 恥ずかしい! 「・・・すみませんでしたぁぁ!」 私はその場から立ち去ろうとしたが、 ヤンキー?に腕を掴まれる。 「痛っ・・・」 「・・・あ、ごめん」 すぐ、腕は放された。