空と太陽【被害妄想彼氏 番外編】






あれから十年後。



すっかり大きくなった空と太陽は…




「空ー!太陽!!

いい加減起きなさいっ!」



真知子は朝から叫んでいた。



「ん~…

太陽、お母さんが呼んでるよ…」



空は目を擦りながら、
太陽に話しかけた。




返事が返ってこないので瞼を開けると、
部屋には空一人だった。




「そっかそっか。
中学生の時に一人部屋になったんだったよね。」



空は邪魔な髪の毛をかきあげ、
カーテンを開けた。




「てゆうか、
懐かしい夢見たなぁ。」



空はあくびをし、
涙目になりながら朝日を浴びていた。




「空!

お前まだ着替えてねぇの?
早く着替えて下来いよ!」



太陽は空の部屋のドアを開け、
寝起き丸出しの空を見て言った。



「はっ!

太陽!覗いてたのねっ?
盗撮??」



「アホかっ」




空は乱暴にドアを閉めた。



「何怒ってんだろ」



空は再びあくびをし、
着替え始めた。