空と太陽【被害妄想彼氏 番外編】




確か、公園で遊ぶって言ってたよね…



空は家の近くにある公園の中に入り、太陽を探した。




「空?」




砂場から聞こえてきた声は、
太陽だった。

太陽は、空のもとへと向かってきた。




「あ、あのね…」



空は体をモジモジとさせ、
太陽を見た。



言葉が出てこないのか、唇を噛みしめていた空を見て、
太陽は微笑んだ。




「空も一緒に遊ぶ?

今、砂でお山作ってるんだ!」




太陽はいつもの笑顔でそう言った。



「うん!」



空も笑顔でそう言った。


空は太陽に手を引かれ、砂場へと歩いた。



「空ちゃんも一緒に遊ぶの?
香奈嬉しいっ」



香奈は可愛らしい笑顔で空に微笑みかけた。



「一緒にトンネル掘ろっか!」



香奈は空にスコップを差し出した。



「…ごめんね」




空がそう呟くと、
香奈は不思議そうな顔をした。



「何でもないっ」



空はスコップを手に取ると、
香奈と一緒にトンネルを掘った。