「いつも一緒にいなくたって、家族なんだから
心配しなくても大丈夫だよ。」
椿のその台詞に空は首を傾げた。
「双子って、年が一緒だから一緒にいる時間が年離れてる兄弟よりも多いんだよね。
でも、ちょっとのすれ違いが凄い悲しく思っちゃったりもする……」
空は、頷いていた。
「でも、家族だから、
切っても切れない関係だから…少し離れただけじゃ、そう簡単に絆は切れないよ」
椿は笑って言った。
多分、自分で学んだ結果なんだろう。
「じゃあ、椿お姉ちゃんと大和お兄ちゃんの絆は強いの?」
椿は頷き、
「空と太陽だって」
そう言って、太陽のスケッチブックを広げ、空に見せた。
「……これ…」
そのスケッチブックには、空がたくさん描かれていた。


