翌日の日曜日、天気もよく散歩日和。


何も用事がないので、愛佳と近くの公園にお弁当を持って遊びに行く事にした。

朝 愛佳がリビングに降りて来て健太が帰って行った事にショックを受けていた。


私は何とか愛佳を宥め朝食の準備をしていたら携帯が鳴りだした。


画面を覗けば相手は母から。


『はい。どうしたの?』


「あー。由佳?おはよう」


『うん。おはよう』


「お母さん達、今週中にはそっち帰れそうだから」


『あっ。本当?愛佳も寂しがってる』


「ちょっと問題が起きてね、お父さんが社長と話し合いしてたごたついてるの」