あの時 私が選択した道は間違ってたのだろうか?


きっと、愛佳の事を想えば間違った選択だったのかな。


子供には父親が必要なんだよね。


今日健太と買い物に行った時、愛佳は初めて肩車して貰って満面の笑みだった。

母親には出来ないその行為。痛感した。


でも、当時はどうしようもなかった。


必死に考えお腹の赤ちゃんと陽介を守った。


これが私の決めた道…
今更 後悔しても駄目。
強く生きなくては駄目。
私は母親。


陽介を想い涙を流すのは今日でおしまい。)


私は陽介と過ごした時間を思い出し涙をながした。