健太に陽介のお墓の前でプロポーズされた後、私はなにも言えなかった。


まだ私の心には陽介が住んでいた。


死んだ事など知らず私は陽介を愛し続けてた。


だから、なにも言えなかった。




健太もそれに気付いてたみたいでなにも言わず愛佳を抱っこしてくれていた。



少し早いがお昼にしようと言う事でパスタ屋に入ってご飯を食べ、食料品の買い出しにまで健太が付き合ってくれ自宅に戻った。