「え?え?真知子ちゃん。 どうしたの?」 修司くんは驚いた顔で私を見る。 「また、狭子の呪いなのぉ!!」 「ま、真知子落ち着いて」 由梨が私をなだめる。 「あ、大助くんだ。 元気ー?」 私は落ち着いて、大助くんに手を振った。 「真知子ちゃん…どうしたの? 前からそんなに被害妄想激しかったっけ?」 (…お前が言うな) 三人は心の中でそう思った。