月夜の晩に 集める光

果てしない楽園へ 私を導くもの



「…光が、楽園へ導くのかな?ユラの想い、心を集めれば…エマが幸せになるって意味だと思ったんだけど…。そう例えた歌だと思ってたんだけど…」

ワン?
『…違うのッ?』


「違わない。それはそれで合ってると思うよ?でも…他にも意味が在るような気がしちゃうんだよね…?」

『…んん?そぅぉッ?』



月夜の晩に 集める光
果てしない楽園へ 私を導くもの


生まれた意味を知る



「…エマの、生まれた意味…?」


ワン!
『えっへん!俺が生まれた理由なら知ってるぞッ?俺はハルカの哀しさから生まれてー、ハルカを守る為にココに居るッ!』


「…そうだね、有り難う!エマも…そうなのかな?ユラと出逢う為に、ユラと想い合う為に生まれたんだ…って、そう思ったのかな?」

『…さぁ?しっかし俺様、寂しがりのユラに感謝だなー。生まれたの怪物じゃなくて良かったなッ?俺ってば、可愛いし~強いし~…』


「…んー。「妖精」が生まれた意味…って事も考えられるかな。」

『それに素直だし~、愛されちゃってるし~…』