ホームルームの時間、珍しく龍也は起きていた。 蒼は珍しく爆睡をしていて、龍也が静かに「蒼。」と呼んでも起きない。 ホームルームでは、文化祭の出し物を決めていた。 蒼は生徒会長だから、最近忙しくしていた。 蒼は夢の中でも忙しくしているのか、溜め息を吐く。 それを見た龍也は少し笑って、蒼の前髪を梳いた。 「今回の出し物は、喫茶店に決定しました!!」 はりきった声の実行委員。 その声に反応してか、蒼はピクリと肩を動かして起きる。 「…あ、龍也。」 目の前で蒼を凝視している人物を名乗る。