次の日。

俺は遅刻しながらも、ちゃんと学校に言った。

生徒会室前で、静かに待った。

雪村が来た。

「雪…。」

「ちょっと。」

ネクタイを掴まれて、図書準備室に入れられた。

「なんだよ。」

「授業受けなさいよ、生徒会室前でずーっと待ってんじゃないわよ。」

呆れた顔をする。