これ以上優しくしないで欲しい気持ちと優しく私だけに微笑みかけて欲しいという気持ちが葛藤する いっそのことヒューの何もかも知らない事の方がよかった… 「美優!」 「あ、準備出来た?」 「さて、何から食べる?」 ついさっきまでクラスの出店の販売をしていた綾が交代になり、ミユとここで落ち合う約束をしていた 「綾ちゃん!美優ちゃん!」 ブンブンと大きく手を振る理杏と数人のクラスメイト男子が廊下の奥にいた