「でも[junk]は潰した筈だろ?俺が最後に羽賀とタイマン張ったのを、お前も見てたよな?」
[junk]のリーダー羽賀。頭の中の回線が、何本かショートしている危ない奴。切れるとすぐにナイフを出すイカレたジャンキー。
「俺も街が平和なんで気が付かなかったんだけど…あの時の残党と、羽賀の一つ上の兄貴で新生[junk]を立ち上げたらしい。」
「…場所は今もクラブ[ハーレム]か?」
俺はジュンの返事も聞かず、携帯を仕舞ってクラブ[ハーレム]に向かった。
月が煌々と俺の背中を…走る道を照らしている。
クラブ[ハーレム]。昔は[junk]の仕切りで、毎夜のごとくドラックパーティが開かれていたが、主が居なくなってからは、随分と疲れ切った部分を見せる箱になってしまったようだ。
寂れた音のするドアを少し開けて蹴破った。
換気をしていないせいか、中は酷くカビ臭い。
…だが、俺の体はそんな事は微塵も感じさせない…こんなにキレているのは初めてだ。
自分でも少し戸惑う…目の前にナイフがあれば、迷わずに羽賀を刺すだろう。
気持ちが高ぶり、耳まで熱く燃え上がりそうな感覚を、静かに冷やそうとゆっくり歩いていく。
電球が割られて何も見えない通路を、月灯りを頼りに進んでいくが、次第にそれも意味を無くしていった。
[junk]のリーダー羽賀。頭の中の回線が、何本かショートしている危ない奴。切れるとすぐにナイフを出すイカレたジャンキー。
「俺も街が平和なんで気が付かなかったんだけど…あの時の残党と、羽賀の一つ上の兄貴で新生[junk]を立ち上げたらしい。」
「…場所は今もクラブ[ハーレム]か?」
俺はジュンの返事も聞かず、携帯を仕舞ってクラブ[ハーレム]に向かった。
月が煌々と俺の背中を…走る道を照らしている。
クラブ[ハーレム]。昔は[junk]の仕切りで、毎夜のごとくドラックパーティが開かれていたが、主が居なくなってからは、随分と疲れ切った部分を見せる箱になってしまったようだ。
寂れた音のするドアを少し開けて蹴破った。
換気をしていないせいか、中は酷くカビ臭い。
…だが、俺の体はそんな事は微塵も感じさせない…こんなにキレているのは初めてだ。
自分でも少し戸惑う…目の前にナイフがあれば、迷わずに羽賀を刺すだろう。
気持ちが高ぶり、耳まで熱く燃え上がりそうな感覚を、静かに冷やそうとゆっくり歩いていく。
電球が割られて何も見えない通路を、月灯りを頼りに進んでいくが、次第にそれも意味を無くしていった。


