ホスト 神

チハルは私を強く抱きしめながら、優しく頭を撫でてくれた。




いつまでも泣いてちゃいられない。




そう思って顔を上げた私は、涙でぼやけて見えるチハルの顔を見て驚いた。



「…なんでチハルが泣いてんのよぉ〜…折角泣きやもうと思ったのにぃ〜…ばがぁ。」



「…ごめん由美ちん…だって…二人の事ずっと見てきたから…ごめんね。」














「お〜い。神!起きろよっ!コラッ!」



…ん?あぁそうだ…まだ営業中だった。



「ナナエ達キャバが帰るってよ!起きろ〜!」



ジュンは俺の体の上に乗り、瞼を指で引っ張って遊んでいる。



「…分かったから退けろよ…ん?あれ?由美達は?」