ホスト 神

「は!ハルさんッ!」



義人が勢い余ってオーナー室脇の階段から、転げるように降りてきた。





「警察から電話で!オーナーが!美月さんが事故ったって!」





俺は上の空だった意識を取り払い、目を見開いて義人に聞き返す。





「何処だ!」



「あ!はい。龍一さんと同じ病院に運ばれたそうです!」



俺はミーティングをほっぽり出し、取る物も取らずそのまま店を出た。



店の前に立ち尽くし、視線を左右に振ってタクシーを捕まえ、乗り込もうとした時…。



「俺も行くぞ!」
「俺も行きます!」



ジュンと月矢も乗り込んできた…俺はタクシーの運転手に病院名を告げ、流れる背景を睨んでいた…。