ホスト 神

落書きを終えて由美がプリクラの機械から出てきたが、俺は慌てて違う方を向いた。



「はい!時間無いから走りながら見て!行くよ!」



そう言って俺にプリクラを渡した後、由美が走り出したので俺も走り出した。



最後に撮った四枚目のプリクラには、ビックリした間抜け面の俺が写っている。



〔今日連れてきてくれたお礼だよっ☆〕



落書きにはそう書かれていた…なぁ〜んだ…。



閉園ギリギリに出入り口のゲートを潜ると、従業員のお姉さんが笑顔で見送ってくれた。



車に戻りプリクラを由美に返すが、由美は帰りの車内で一言も喋らず、只窓の外を眺めている。





…何か胸がモヤモヤする…。