ホスト 神

由美と二人で大笑いをしながらそんな事を考えていと、場内アナウンスが閉園まで残り十分を知らせる。



俺と由美は顔を見合わせると…出入り口までダッシュ!一心不乱に走っていると、後ろから由美の声が聞こえてきた。



「神!神あれ!」



俺が後ろを振り返ると、由美がプリクラの機械を指さしているが、恐らく二、三年前くらいの古いタイプ。



「あんなのより、帰りにどっかまわって新しい機械で撮ればいいじゃん!」



「ヤダ!あれが良い!」



ったくしょうがねーなぁ…今度は右にターンして、古ぼけたプリクラの機械まで走る。



機械に急いで四百円をいれるも、どうやら有無を言わせず四枚撮りらしいく、一枚目は二人で息を整えている時に撮られた。



二枚目はお互いにふざけたポーズで。



三枚目は舌を出してお茶らけたポーズでピース。


…思えば由美とプリクラを撮るなんて、四人で遊んでいた時以来だ。




ラスト四枚目は笑顔でピース…の筈が……。