ホスト 神

俺はタバコをくわえて火を付け、煙で丸い輪っかを作り煙を吐き出す。



「ホスト。」



するとサラリーマンは狙い定めたように勝ち誇った顔で俺を見下し始めた…。



「やっぱりだ!そんな女の股を舐めて金を貰っている奴なんかに偉そうな事を言う資格なんて無い!帰ろう由美。お前は此奴に騙されてるんだ!此奴は由美から金を取ろうってしか考えてない最低な奴なんだよ!」





最早溜め息を出す気力もないが、全く持ってこういう輩は手におえない。



俺もホストが誇れるような仕事じゃないと言う事は分かる…だがそれは高額な金額を請求するからだ…自分を弁護する為にホストを庇護する訳では無いが、ホストの社会は体育会系で、ガテン系も負けない仕事だと思っている。



仕事で失敗しても小言を言われるだけのサラリーマンと一緒にして貰ったら困る…こっちは何かミスをしでかしたら、裏でボディブローが飛んでくるか、下手したら即クビだ。



それに仕事をしている人々は、その全ての人達を平等に考えるのが俺の信念でも有る。