ホスト 神

不可思議に訪ねて来た人物を空想しながら、ゆっくりソファから起きあがる。



ホストを初めてから他の友達とは時間帯が合わなくなり、ジュンや月矢とは休みが合うなんて事は滅多に無くなった…だから大概休みの日は部屋掃除したり、だらだらして過ごすのが当たり前になっていた。



だから夜の訪問者等殆ど有り得ず、俺の疑問符は玄関の方に向かって行くに従い、徐々に肥大していく。



ピンポーン!
(はいはい。)



ピンポ!
(はいよ。)



ピンポ!
(今、行くよ。)



ピン!
(今、行ってるよ!)



ピ!
(だから今、行ってるって!!)



ピンポーン!
(怒。)



ったく誰だよ!これでダッシュして逃げたらぶっ殺してやる!



…………帰ったかな?



そう思いながらも施錠を解除して、音も無くドアを開ける。