と……、 人ごみの中で、不意に誰かが振り向いてきた。 知らない相手だ。 一般の市民とは明らかに違う、華美な服装。 貴族の子かとも思ったが、腰に剣を履いているところをみると、「騎士」という身分の子どもかもしれない。