「星菜、早く起きやっ!!はよせな凌迎えにくんで!!」 階段の下からお母さんの声が響く。 「・・・・わかってるって。うっさいなぁ、もぅ・・・めっちゃ眠い〜。」 寝起きの機嫌が最強に悪いあたしは布団からのろのろ起き上がる。 ふと時計を見ると、 ―――6時50分。 やっばぁ!!! 朝練7時からやのに〜