これにはさすがにカチンときた。 「知らないからね! 真鍋先輩と別れる事になっても!」 「アンタこそ、コクる言葉でも考えときなさいよ? 初めてなんだから」 くぅぅぅ!!! この分からず屋めっ!! 「いいよ、わかった! じゃあ、賭け成立ねっ!」 「オッケー♪」 こうして、あたしと朋歌は明後日のテスト終了後に賭けを実行する事に決めた。 確かめる方法は簡単。 神木の前で、あたしが怜二に電話をかけるだけ。 `