そんな悶々とした気持ちを抱えて久しぶりに登校した学校は、やっぱり暑かった。 3階へと階段を上がる間にも、額に汗が滲んできて、その度にハンカチで必死に押さえなきゃなんない状態で。 朝からメイクが崩れるなんて最悪…… 教室に行くより先に、あたしは当然の如くトイレに向かった。 `