正門まで来た所で、やっと足を止めた。 くそ暑い陽射しと久しぶりの全力疾走に目が眩む。 と、とんでもない事しちゃったぁあ!!! 顔は火照って熱いくらいなのに、さっきの事を思い浮かべてさぁっと血の気が引いた。 明日からどんな顔して学校来ればいいかわかんないよ…… 振り向いて学校を見上げるあたしの胸の中は、すでに後悔の気持ちでいっぱいになっていた。 `