連れて来られたのは屋上へと続く階段の踊り場。 「外は暑そうだしね…」 先に階段に腰を下ろした朋歌が座れば?って顔でこっちを見てる。 仕方なくあたしも朋歌の横に座った。 「で?乙葉はどうしたいの?」 「な、何が?」 だいたい予想は付くけど…… 「神木 怜二の事よ」 やっぱり。 `