『・・・。百面相は、終わりましたか?・・・・。』

『えぇーー。!』

『面白い子だね!?』

『いえいえ・・・。』

『チャットで話してた子とイメージ違うな・・・。』

『あたしのイメージ・・。崩れましたか?』

『うん。良い風に、崩れた。。。。』

『良い風に?・・・・。』

『うん。君ってさ、チャットの中では敬語なんて使わなかったじゃん?だから、敬語も使えるんだなぁーってね!』

『・・・。』

『それに、君は約束守らない人かと思った。』

『え?』

『時間、1時間前に来たの君が初めてだよ?』

『まぁ・・。見ず知らずの人はいえ、待ち合わせは待ち合わせなので・・・。』

『そういう子がモテルっと・・・。』

『えええええ何メモってるんですか!!!』

・・・。本当にあたし、芸能人と喋ってるんだ・・・・。

なんか不思議な感じ・・・。ありえないって言うか・・・・・

ああああたし、現実逃避してる?

でででも・・・。

本当に夢みたいなんだもん・・・。




そのとき、目覚まし時計があたしを現実に、連れ戻す・・・・。

あたしの、夢旅の始まりの幕をあけた最初の日だった・・・。

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