屋上に行くと翔がいた。

「未央に話したいことがあるんだ。」

「なに?」

「俺……」

「翔なに?」

「はぁー……」

「ため息つくんなら帰っていい?」

未央が帰ろうとして腕を掴んだ。

「未央待って!俺『未央が好きんだ』」

「……」

翔はさっき掴んだ未央の腕を引っ張って自分の中に未央を閉じ込めた。

未央がなにも反応しないから翔がもう一度


「俺未央の事が好きなんだ」