「やっぱり女の子ははじらいがなきゃ・・・ね?」
突き刺さるように
耳に入ってきた。
勇気ある男子はまだなんか喋り続けていたけど
いっきに何を話ているか
聞こえなくなって
体の機能の全ては
二人の
人物で支配された。
ひそかに
いや
ほんのほんのほんの少し
私もときめいている寝癖っぽい茶髪のオシャレ男子
秋山
下の名前がかっこよすぎる素敵な名前
「絵」って漢字を書いて 「かい」と読む
かい君
無口なかい君
かい君のこと考えている場合ではない
そうではないけど
かい君にいいよってる女子が何故
美人でもないさだこなのよ
かい君は
無言無表情のまま
上目使いでいいよるさだこをシカトしていた。
よっしゃああああ
てかなんなのだろう
この状況は



