学校での授業時間、しっかり過ごしてる私は、テストの結果は毎回良い方だ。 その分、先生達も長袖のこと、少し多目に見てくれているのかも。 友達だっている。 いつもは明るい性格の私が、虐待を受けてるなんて知ったらびっくりするんだろうな。 「凄いじゃない奈央ちゃん!本当に自慢の娘だわ。」 「……ありがとう。」 笑顔でそう返して、私は部屋に向かった。