そして、新年まであと30分を切った。
ふたりはそばを食べながら年賀状がわりのメールを準備し始める。


今年は、テツヤに出会った年。そしてテツヤと喧嘩して‥新年は一緒にすごせない。
でも、ずっと待ってる。
テツヤが迎えにきてくれるまで、絶対に。
だから、忘れないでよ、アタシがいること…。


「ユキ?急に黙ってどした?」

「あっみく。今年の反省してたっ。」

「ユキがぁ?めずらしっ」

「ひど…あッ」

「?」

「テツヤにあけおめメール送ってみる!」

もちろん、テツヤの事をしっていたみくはうんとうなずいた。

「いーかもっ!ほら、早くしなさい!あと10分しかない〜!」

「わかった!」

「みくもしようかな〜」

「してみれば?…」
カチカチカチ‥
「できた♪」

「どれどれ‥」