「はぁはぁ・・・けっこう疲れた!」 「千夏早すぎでしょ!!」 「そう?」 あたしと千夏はその場に座った。 バンッ!!!! いきなり、ドアが開いた。 「お・・・置いて行くなよぉ」 そこに立っていたのは、息を切らせた拓だった。 「だって、拓が売店のおばちゃん口説いてたし!」 「あれは口説きじゃねー!交渉ですよ。」 そして拓はあたしの隣に座って、メロンパンの袋を開けた。 あたしも自分の袋を開けて食べ始めた。