旦那様は社長


「まさか……」


本当にヤバい。

何か言い訳考えなきゃ……!!


あたしがアタフタしていると、

「また遠山と……会ってた、とか?」

少し沈んだ表情をしながら社長が聞いてきた。


「何で?」


どうしてここで、彼の名前が出てくるんだろう。


「髪の毛、服、……乱れてないか?」


そう言うと、社長はあたしの胸元に手を伸ばして、クイッと服を人差し指で引っ張った。


今の状態を説明すると……


あたしの胸元の服が、引っ張られた力で伸びて。


社長が上から覗き込んでいるところ。