──ガチャ… 豪快な音をたてて 開いた部屋は やっぱり柚希の病室だった。 「柚希ちゃん」 「はい…?」 泣いているあたしに ビックリしている柚希。 「俺たちに…養子として 赤ちゃんを1人ください」 未來はわかってるのかな? 赤ちゃんだって 実のお母さんの方が いいんじゃないかな? あたしたちが 育てた子どもだって 物心がついたら 実のお母さんを 知りたがるだろう。 それに 一応1つの命で人間だから そんなに簡単に 育てるなんてできない。