─暴走族のお姫さま─




「一年前に奈菜
暴走族を助けなかった?」


あっ…
そういえば
そんなことが昔あった。



雨の中痛そうしている
人たちがいて
見て見ぬふりなんて
できないあたしは
みんなを手当てした。



やっぱりアレ
暴走族だったんだ。



あたしは腕の中で



「はい、あります」



と言った。
すると未來さんは
ニッと笑って



「あの時はありがとな」



て言いあたしの
頭を撫でた。