奈菜はそっと
未來に口づけをした。



奈菜が
俺のモノに
なったらいいのに。



何度思っても
願っても
俺の想いは
奈菜には届かない。



なら



そばにいれるだけでいい。


そばにいて
奈菜の幸せそうな
笑顔を近くで眺めて



一緒にゲームして



楽しく喋って



時々手を繋いで
散歩に行ったりして



それでいい。



それだけでいい。