「奈美が溜まり場に来たとき 息切れてて 走って逢いに来てくれたんだって 思ってすっげぇ嬉しくてさ」 置いていかれた未來は どんな気持ちだったのかな? きっと未來は 自分の想いを 押し殺したにちがいない。 「その夜に奈美が 『海に行きたい』 って言ったんだ。 だからバイクに2人で乗って 海に向かった」 すぐにわかった。 きっとこの時から お兄ちゃんと奈美さんの タイムリミットは 始まっていたんだ。 2人が一緒に いられる時間の タイムリミットが───……