桜はある決意をしていた。 「凪くん…今日話したいことがあるの、空いているかな」 ドキドキとしながら聞く桜。 「あ~、大丈夫」 よかった。 少し手が緩んだ。 「じゃあ私、駅前で待っているからさ。終わったら、電話かメールして」 「わかった」 こうして二人はそれぞれの学校に行った。