「ぐお!?」
「おおっと、わりい。長い足が邪魔した」
いや今、明らかに持ってる杖でブライアンの足をかけたよな。
大胆な行動をした男の声に呆れながらも、倒れているブライアンの腕を後ろ手にして結束バンドで拘束した。
「あんた、助かったよ。ありがとう」
「いやいや、気にすんな。ハンターか?」
「ああ──」
薄暗いなかで見上げながら返答をしてふと、薄暗さに慣れた目で確認した顔にセシエルの動きが止まる。
「じゃあ」
そうだ、カイルは事故の後遺症で杖を持っていたと慌ててその場から離れようとする。
「待てよ」
呼び止められてビクリと体を強ばらせた。
どうやら、セシエルの妙な反応に気がついたらしい。訝しげに眉を寄せて、振り返るのを待っている。
「──っ」
どうする。このまま無視するか。しかし、いくら足が不自由とはいえ、ブライアンを連れて撒けるとは思えない。
いや、追いかけてこないかもしれない。どうしようかと思案していると、杖の男は、たったいま拘束した男を一瞥した。
「おおっと、わりい。長い足が邪魔した」
いや今、明らかに持ってる杖でブライアンの足をかけたよな。
大胆な行動をした男の声に呆れながらも、倒れているブライアンの腕を後ろ手にして結束バンドで拘束した。
「あんた、助かったよ。ありがとう」
「いやいや、気にすんな。ハンターか?」
「ああ──」
薄暗いなかで見上げながら返答をしてふと、薄暗さに慣れた目で確認した顔にセシエルの動きが止まる。
「じゃあ」
そうだ、カイルは事故の後遺症で杖を持っていたと慌ててその場から離れようとする。
「待てよ」
呼び止められてビクリと体を強ばらせた。
どうやら、セシエルの妙な反応に気がついたらしい。訝しげに眉を寄せて、振り返るのを待っている。
「──っ」
どうする。このまま無視するか。しかし、いくら足が不自由とはいえ、ブライアンを連れて撒けるとは思えない。
いや、追いかけてこないかもしれない。どうしようかと思案していると、杖の男は、たったいま拘束した男を一瞥した。



