その後授業に戻るが、何も頭に入らない。 何かが頭の中を占領していたから。 勿論男子の声だって耳には入って来ない。 この日、俺は人形のように 魂の抜けているような、 気持ちが飛んでいったような、 何かが足りない1日を過ごした。