それから時間が過ぎるのはあっという間で、もう下校の時刻。


生徒がガヤガヤと教室を出ていき、残った俺一人。


なんだかあの言葉が頭から離れない。


寂しくなんてない筈。

だけど家に帰るのが怖い。


あの暗闇が怖い…。