『カランコロン』 軽い音と共に開いた店のドア。 出て来たのは男。 それも結構な美形だったりする。 バチッ、と目が合った。 何故だろう? 怪しく微笑み掛けるソイツに俺の背中を冷たい汗が流れた。 男はそのままスタスタと立ち去ってしまった。