でも、思う程にアイツに触れたいと感じるのは…


「ったく、俺らしくねぇ…。」


一人なせいか、やけに声が響く気がする。

神崎はバイト。

俺って留守番してんのか?


「かっこ悪。」

グーン、と伸びをする。


自分でそういいながら結構和んでいるものだ。


自分の家よりもずっとマシだから。


俺ってどこにでも住めるタイプか…。