「マナ…?」


具合でも悪いんだろうか…?


体を離してマナを見ると…


「…………嘘だろ?」






『スー…』


何でこんな時に…








寝るんだよぉぉぉ!!!


無理もない。


一週間一睡もしてなかったのだから…


俺が帰って来て眠ることができたということは、


マナにとって、俺が安心できる存在だと認められたみたいで、嬉しいんだけど、



ふたりが愛し合う時に眠って欲しくはなかった…。


今度はいつ愛し合えるのかわからないだろ?


でも、大丈夫…


どんなにすれ違いになっても、


俺達の心はすれ違うことはない…


そう確信しているから。