そして夜中の3時 もう璃亜は寝ただろ・・と思って 俺はリビングに行った。 「あら、亜樹良・・ちょっと待ってね」 リビングで本を読んでいた母さんは 本を閉じて台所に向かった。 そしてカップを持ってきた。 「はい、コーヒー」 「あぁ」 俺はカップを受け取った。 「じゃ、座って?」 俺はソファーに座った。 「あのね、今日 お母さんが家に帰ってきたら・・ この封筒がポストに入ってたの」 母さんは俺に封筒を渡した。 「なに・・これ?」 俺は封筒の中から手紙を取り出した。