「ありがとう。それからもう一つ、あなた方に頼みたい事があります」 エセルは安心した顔で言うノザに向き直り、厳しい顔つきになりながらゆっくりと言った。 「私たちに試練を受けさせていただきたいのです」 そして少し間を開けると丁寧の口調で続ける。 「衛兵隊長になりたいというわけではなくて、兵を使わせていただきたいのです。もちろん、森へ行って、サスティンが元気になったてからです。どうかやらせて頂けませんか?」 するとノザは少しためらうかのように口を開いた。 「それは構わんがなぜ兵を?」