アイリスがいなくなるまでエセルは見つめ続けた。 やがてアイリスの姿が見えなくなると先程よりも眠気が全くなくなった事に気づいた。 今日は恐らく眠れないだろう。 エセルはそう判断するとベルガ橋の方へ歩いて行った。 なんとなくだが川が見たくなったのだ。 そんな大して理由もない中、ゆっくりと橋へ行く。 そして橋に座り、足をぶらつかせた。 高さがあるため足が川につくことはない。 手や膝に石橋の冷たい石があたった。 夜はけっこう冷える。