はーとちぇんじ☆

あたしの部屋に入り、ベッドに座った小百合は、号泣しだした。

『お泊りするはずでしたのにぃぃ〜〜(泣)』

「小百合は誰にも負けないくらい綺麗だよっ!それに…すーっごく優しいし☆だから元カノとヨリ戻すわけないじゃんっ」

『もう彼の事はいいんですの。気にしてませんわ☆ただ…』

「ただ…??」

『お泊りだけは…させていただきたかったわ。』

はいーーー??????
まさか小百合、そんなに彼氏に手出されたかったのー(汗)?

「な…、何で?」

『普通のお家は、お風呂にバラが浮いていないと聞いたの。だから本当にそのようなお家があるのか、確かめたくって…』


……バラ??
そんなの浮かんでなくて当たり前ですけどーーー!!!

「あ、あのねぇ…?バラは、普通浮かんでないから…(汗)」