「‥ああ、いいよ。じゃあ…携帯取って来るよ」 湘君は立ち上がり、2階へあがって行った。 私もポケットから携帯を出し、いつでも赤外線出来る様にスタンバイしていた… すると湘君はすぐに2階からおりてきて、再びリビングに座り携帯画面を開いた… 「赤外線で俺のアドレス送ればいい?」 携帯をいじりながら言う湘君。 「うん。お願いします〜」 私の携帯と湘君の携帯の赤外線の部分を、そっと近づける‥ .