「え、え〜と。そこの物置部屋に……」 私は、廊下の突き当たりにある物置部屋を指差した。 すると、湘君は私が指差した部屋に行き、ドアを開け掃除機を出す。 「どうやんの?これ…」 湘君は、私に掃除機を持ち上げて見せる。 「‥湘君が…やるの?」 「うん。」 「え!いいよ〜あたしがやるから……」 私は湘君が持ち上げた掃除機を、掴もうとした‥ その時 ひっ…――!! 掃除機を掴もうとした瞬間‥ 湘君は私にものすごく怖い顔をして、睨みつけた。 .