後ろに振り返ると…湘君が息を切らして、私の後ろに立っていた。 「ビ、ビックリした〜!どうしたの?」 湘君の額には、じんわりと汗が滲んでいる。 「いや。洗濯手伝おうと思って…急いで部屋の片付けやったんだけど、‥間に合わなかったみたい…」 え… 手伝だおうと思った? 「そ‥そんな!大丈夫だよ、手伝いなんて……片付けゆっくりやってていいのに…」 「…そうゆう訳にはいかねぇよ。」 湘君‥ 優しい人…なんだな‥ .